自己破産

自己破産後の住居が心配!賃貸住宅は借りられる?追い出されない?

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自己破産をすれば一定額以上の破産者名義の財産は処分対象になってしまいます。財産とは家や土地といった不動産も破産者名義の財産であれば、もちろん現在進行形で住んでいようが処分対象になってしまいます。

多重債務を抱えて返済が難しいからこそ、裁判所にお願いして住宅などの資産をあきらめる代わりに、借金も整理してもらうのが自己破産です。しかし「家も基本的に処分対象の財産です」と言われると、「え、じゃあどこに住めばいいの?」となってしまいますよね。

 

自己破産をしたら住居は?追い出されたりする?
自分から出ていかなければいけないの?賃貸住宅は借り続けることができるの?
こんな素朴な疑問に答えていきますよ~

自己破産したら今の賃貸住宅から追い出されるの?

破産者名義の戸建て住宅や土地は処分の対象になることが基本として、では、賃貸住宅はどうなのでしょうか。

結論から言えば、まったく問題なく住宅を借り続けることができますし、自分から出ていく必要もありません。

もちろん借りているだけで、賃貸住宅とは本来他人のものです。ですから自己破産をしても処分の対象にはなりません。自己破産をしたら住む場所がなくなったということになると生活の根幹が揺らいでしまい、新しい第一歩を踏み出すことすら難しくなりますよね。心配はいりませんのでご安心ください。

しかし安心しろと言われても、中には大家さんや管理会社に自己破産がバレて「出ていけ!」なんて言われてしまうのではないかと戦々恐々してしまう方もいるはず。

こちらもご安心ください。

自己破産をしたということは、基本的に管理会社や大家さんには伝わりません。もし知られたとしても自己破産を理由に賃貸契約を解除することはできませんので特に問題ありません。

 

ただ一つ問題になる可能性があるとすれば、それは賃料!

自己破産では破産者名義の財産は処分されてしまいますから、家賃を滞納してしまう可能性があります。自己破産で大家さんや管理会社に賃貸住宅を追い出される心配はありませんが、家賃滞納を理由に追い出されることはありますので十分注意しましょう。

借金の返済に困ってしまい自己破産をするという人がほとんどのはずです。返済に困るということは、つまりお金がない状況に陥っている場合が多いということでもあります。

自己破産をしても家賃が免除されるわけではなく、借りているならきちんと相応の賃料を支払わなければいけません。

反対に考えると、家賃を滞納しない限り強制的に追い出されることもなく、出ていく必要もありません。

家賃さえ払っていれば影響はありませんので、そのまま住み続けることができます。

新しく賃貸契約することはできる?断られることが怖い

もちろん自己破産後に賃貸契約をすることもできます。破産者名義の自宅を処分し賃貸住宅に移り住むということも問題なくできます。

中には大家さんや管理会社が自己破産したことを調べ上げるのでは?と不安になる方もいるようですが、ローンやクレジットカードの審査ではありませんので、信用情報を調査することはほとんどありません。

ただし、自己破産後に賃貸契約を結んだ場合も家賃滞納という自己破産以外の理由で契約を解除されることがあります。

その点はご注意を。いずれにしろ、あまり心配することはないということです。

しかし、自己破産後に家賃決済としてある方法を選択している場合は、二点だけ家賃滞納以外の注意事項が増えることになります。

その注意事項とは、「クレジットカード決済」と「信販会社」です。

家賃のクレジットカード決済には要注意?

 

同じく、新たにクレジットカードを作ることだけでなく、クレジットカードを使うことも自己破産後は難しくなります。

関連記事:債務整理とクレジットカードの関係

自己破産をするとクレジットカードは基本的に退会扱いになることが多いです。つまり、使えなくなってしまうということです。

最近は家賃もクレジットカード決済できるところが増えており、いちいち引き落としの確認や振り込みをしなくて済むという手軽さ、そしてクレジットカードの利用代金には基本的にポイントが付与されるというお得さから、カード決済ができるならしてしまおうという人も多いです。

 

家賃をクレジットカード決済に設定している人は自己破産をした結果としてクレジットカードが退会扱いになり、決済できずに滞納という可能性を頭に入れておく必要があります。

これは、家賃に限らず、電気料金や水道料金でも同じです。

もしクレジットカード決済にしているなら、自己破産をしたら支払い方法を変更するようにしましょう。

自己破産で退去する必要はありませんが、クレジットカード決済にしていたことを忘れて滞納してしまったために退去という可能性はあります。自己破産後も受け続けるサービス(水道やガス、電気、賃貸など)については支払い方法をきちんと見直し、面倒がらずに整理しておきましょう。

家賃保証会社の契約審査通過が難しい!特に信販系は要注意

家賃保証会社が二つ目の注意点になります。

家賃保証会社とは、毎月の家賃を大家側に保証する会社のことです。

賃貸住宅は入居時に保証人を立ててくださいと言われます。かつては家族などに保証人をお願いしたものですが、近年は「保証人は怖い」「連帯保証人になってくださいとお願いし難い」ということで、保証会社と契約し、保証人代わりになってもらうことも多くなりました。

これは住宅ローンなどでもよく行われています。契約をすると、家賃を滞納した時などに代わって保証会社側が弁済をしてくれます。まさに保証人になってもらうという契約です。

こうした契約を結ぶためには家賃保証会社の審査を受けることになります。

家賃保証会社にはいくつかあり、中にはクレジットカードやローンに関係している信販系という会社もあります。アプラスやジャックスという会社名を耳にしたことはありませんか?

こういった信販系の会社も家賃保証会社として契約の受け入れをしているのですが、審査時に個人信用情報を確認するため、家賃保証契約を断られてしまう可能性が高いのです。

・自己破産前からの賃貸契約は支払う方法の見直す
・自己破産後は信販系の家賃保証会社の審査通過が難しい

この二点を注意事項として覚えておきましょう。

 

自己破産した後でも賃貸するコツは会社選び?

自己破産後にも賃貸住宅の契約をすることはできるのですが、前項のように家賃保証会社から契約を断られてしまうことがあります。その結果として、賃貸住宅に入居できない可能性があるのです。しかし、リスクだけ覚えていても怖くなってしまうだけですよね。一緒にリスクの回避方法も覚えてしまいましょう。

信販系の家賃保証会社から契約を断られる可能性が高い、そしてクレジットカード決済ができないからといって賃貸住宅に住むことができないわけではありません。

毎年たくさんの人が自己破産をしています。自己破産はピーク時より減少傾向にあるとはいえ、1年あたり約6万人もいます。

6万人もの人が住居なくふらふらしているわけではなく、皆さんきちんとお家に住んでいます。ですから、二つの注意点を物凄く怖いことだと捉える必要はないのです。

自己破産前から住んでいた賃貸住宅の場合は家賃滞納と支払い方法に気をつければいいとして、考えなければいけないのは自己破産後の賃貸住宅への入居です。

前項でご説明した通り家賃保証会社によっては自己破産を理由に契約を断られることがありますので、「断られずにスムーズに入居できる」ことが重要になります。

自己破産後の賃貸住宅探しのコツは、

・家賃保証会社で見る
・必ずしも家賃保証会社に頼らなくていい物件を選ぶ

の二つになります。

しかし、これはなかなか難しいことでもあるのです。

信販系以外の家賃保証会社もたくさんあるので不動産や不動産会社によっては信販系以外を使っていて、自己破産している人でもすんなり入居できることがあります。しかし、どこの会社を使っているかはなかなか教えてもらえません。

もちろん審査に関することは家賃保証会社側、そして不動産屋側も秘密が基本です。信販系の家賃保証会社以外を使っている不動産を借りられればいいのですが、なかなか難しいことでしょう。

もう一つの方法としては、家賃保証会社にお願いするのではなく、保証人を立てて賃貸をすること。しかし無関係の人が保証人を引き受けてくれることはまずありませんし、身近な人であれば自己破産の事実を知っていることが多いですから、やはりなかなか保証人は引き受けてくれないかもしれないですね。これも難しい手だと言えるでしょう。

とにかく不動産屋の数をあたること。これがポイントです。また、大手の会社は信販系の家賃保証会社と契約していることも多いため、小さな不動産屋もあたってみるのがいいですね。

 

市営住宅や県営住宅を検討するのも重要

自己破産は賃貸住宅の契約自体には問題ないのですが、家賃保証会社側との契約で問題になることがあります。ですから、自己破産後に賃貸住宅を借りるのであれば、とにかくめげずに探すしかありません。

なお、自己破産後でも市営住宅や県営住宅に入居することは可能です。こちらも契約には特に問題なく、滞納さえなければ退去ということもありません。選択肢の一つとして考えてみるのはいかがでしょうか。

自己破産と住宅の不安に関するまとめ

自己破産は賃貸契約には特に影響しません。ただし、家賃を滞納してしまうと滞納を理由で退去を迫られることがある他、クレジットカード決済にしていてうっかり滞納状態になってしまうことにも気をつける必要があります。

また、自己破産の後に賃貸住宅に入居しようという場合は、賃貸契約自体には問題ありませんが家賃保証会社との契約が通らないことがありますので注意が必要です。

しかし、家賃は特にクレジットカード払いをする必要はありません。信販系以外の家賃保証会社であれば自己破産後も問題なく契約できるというところもたくさんあります。何より、自己破産をしたからといって、それが理由で退去を迫られることはありませんので安心してください。

毎年約6万人が自己破産をしているけれど、皆どこかに住んでいる!

この事実を忘れないでくださいね。

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